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Clastly Pro

数式で使える関数

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この記事の内容
  1. 演算子
  2. 四則演算の関数
  3. 数値の関数
  4. 日付を求める関数
  5. 日付の差を求める関数
  6. 日付から年月日などを取り出す関数
  7. テキストの関数
  8. 一覧の関数
  9. 論理と比較の関数

数式フィールドの式では、次の演算子と関数を使えます。式の中の {価格} のような波括弧は、フィールドの参照です。

演算子

式の入力画面のキーで入力します。比較の演算子は、= のキーのメニューから選びます。掛け算と割り算は、足し算と引き算より先に計算します。先に計算したい部分は ( ) で囲みます。

演算子説明例
+足し算です。sum と同じです。{価格} + {送料}
− または -引き算です。subtract と同じです。{価格} − {割引額}
× または *掛け算です。multiply と同じです。{価格} × {数量}
÷ または /割り算です。divide と同じです。{価格} ÷ 2
=両辺が等しいとき真を返します。equal と同じです。{状態} = "完了"
≠、!= または <>両辺が等しくないとき真を返します。notEqual と同じです。{状態} ≠ "完了"
>左辺が右辺より大きいとき真を返します。greater と同じです。{在庫} > 5
≥ または >=左辺が右辺以上のとき真を返します。greaterOrEqual と同じです。{在庫} ≥ 5
<左辺が右辺より小さいとき真を返します。less と同じです。{在庫} < 5
≤ または <=左辺が右辺以下のとき真を返します。lessOrEqual と同じです。{在庫} ≤ 5

四則演算の関数

名前説明例
sum数値と数値の一覧の各要素を合計します。空の値は無視します。sum({価格}, {送料}, 5) → 価格と送料に5を加えた合計
{価格} + {送料} + 5
subtract1つ目の値から2つ目の値を引きます。引数のどれかが空だと、結果も空になります。subtract({価格}, {割引額}) → 価格から割引額を引いた金額
{価格} − {割引額}
multiply値を掛け合わせます。引数のどれかが空だと、結果も空になります。multiply({価格}, {数量}) → 価格に数量を掛けた金額
{価格} × {数量}
divide1つ目の値を2つ目の値で割ります。0で割るとエラーになります。引数のどれかが空だと、結果も空になります。divide({価格}, 2) → 価格の半分
{価格} ÷ 2
modulo1つ目の数を2つ目の数で割った余りを返します。0で割るとエラーになります。引数のどれかが空だと、結果も空になります。余りの符号は、割られる数と同じです。modulo({数量}, 12) → 数量を12で割った余り
power底を指数乗します。引数のどれかが空だと、結果も空になります。power(2, 3) → 8(2の3乗)

数値の関数

名前説明例
average数値と数値の一覧の各要素の平均を返します。空の値は無視します。average({価格}, {送料}) → 価格と送料の平均
minimum数値と数値の一覧の各要素のうち、最も小さい値を返します。空の値は無視します。minimum({価格}, 1000) → 価格と1000のうち小さい方
maximum数値と数値の一覧の各要素のうち、最も大きい値を返します。空の値は無視します。maximum({数量}, 1) → 数量と1のうち大きい方
round指定した小数点以下の桁数で四捨五入します。桁数は0から10までの整数で指定します。負の数は、絶対値を四捨五入します。round(12.345, 2) → 12.35
roundUp指定した小数点以下の桁数で、0から離れる方向に丸めます。桁数は0から10までの整数で指定します。roundUp(12.341, 2) → 12.35
roundDown指定した小数点以下の桁数で、0に近づく方向に丸めます。桁数は0から10までの整数で指定します。roundDown(12.349, 2) → 12.34
absoluteマイナス符号を除いた値を返します。absolute(-1500) → 1500
squareRoot0以上の数の平方根を返します。負の数を渡すとエラーになります。squareRoot(144) → 12

日付を求める関数

名前説明例
today端末のカレンダーでの今日の日付を返します。時刻は含みません。日付が変わると更新されます。today() → 今日の日付
now現在の日時を返します。アプリを開いている間、おおよそ1時間ごとに更新されます。now() → 現在の日時
addMinutes日時を指定した分だけ進めます。負の数を指定すると前の日時になります。時刻を含む日付だけに使えます。addMinutes({予約日時}, 30) → 予約日時の30分後の日時
addHours日時を指定した時間だけ進めます。負の数を指定すると前の日時になります。時刻を含む日付だけに使えます。addHours({予約日時}, 2) → 予約日時の2時間後の日時
addDays日付に暦上の日数を加算します。負の整数を指定すると前の日付になります。加える数は整数で指定します。addDays({期限}, 7) → 期限の7日後の日付
addWeeks日付に週数を加算します。加える数は整数で指定します。addWeeks({期限}, 2) → 期限の2週間後の日付
addMonths日付に月数を加算します。加える数は整数で指定します。addMonths({期限}, 1) → 期限の1か月後の日付
addYears日付に年数を加算します。加える数は整数で指定します。addYears({期限}, 1) → 期限の1年後の日付

日付の差を求める関数

名前説明例
daysBetween開始日から終了日までの暦上の日数を返します。時刻は無視します。終了日が開始日より前のときは、負の数になります。daysBetween({開始日}, {終了日}) → 開始日から終了日までの日数
minutesBetween2つの日時の経過分数を、0に近づく方向に切り捨てて返します。両方の日付に時刻が必要です。終了日が開始日より前のときは、負の数になります。minutesBetween({開始日}, {終了日}) → 開始日から終了日までの経過時間を分で表した値
hoursBetween2つの日時の経過時間を、0に近づく方向に切り捨てて返します。両方の日付に時刻が必要です。終了日が開始日より前のときは、負の数になります。hoursBetween({開始日}, {終了日}) → 開始日から終了日までの経過時間を時間で表した値
weeksBetween2つの日付の経過週数を、0に近づく方向に切り捨てて返します。1週間未満の日数は含みません。終了日が開始日より前のときは、負の数になります。weeksBetween({開始日}, {終了日}) → 開始日から終了日までの週数
monthsBetween2つの日付の間に経過した月数を返します。時刻は無視して、満了した月数だけを数えます。終了日が開始日より前のときは、負の数になります。monthsBetween({開始日}, {終了日}) → 開始日から終了日までに経過した月数
yearsBetween2つの日付の間に経過した満年数を返します。時刻は無視して、満了した年数だけを数えます。終了日が開始日より前のときは、負の数になります。yearsBetween({開始日}, {終了日}) → 開始日から終了日までの満年数

日付から年月日などを取り出す関数

名前説明例
year日付の年を返します。year({期限}) → 期限の年
month日付の月を、1から12の数で返します。month({期限}) → 期限の月(1〜12)
dayOfMonth日付の日を、1から31の数で返します。dayOfMonth({期限}) → 期限の日(1〜31)
weekday曜日を、1(月曜日)から7(日曜日)の数で返します。weekday({期限}) → 期限の曜日(月曜日は1、日曜日は7)
hour日時の時を、0から23の数で返します。時刻を含む日付だけに使えます。hour({予約日時}) → 予約日時の時(0〜23)
minute日時の分を、0から59の数で返します。時刻を含む日付だけに使えます。minute({予約日時}) → 予約日時の分(0〜59)

テキストの関数

名前説明例
joinフィールドとテキストを1つのテキストにつなぎます。数値、日付、チェック、選択は、画面に表示される形のテキストにしてつなぎます。チェックは「はい」か「いいえ」になります。join({名前}, " - ", {状態}) → 名前と状態を ” - ” でつないだテキスト
lengthテキストの文字数、または一覧の要素数を返します。length({名前}) → 名前の文字数
{名前}.length()
uppercaseテキストを大文字に変換します。uppercase("Clastly") → "CLASTLY"
{名前}.uppercase()
lowercaseテキストを小文字に変換します。lowercase("Clastly") → "clastly"
{名前}.lowercase()
trimテキストの先頭と末尾の空白と改行を取り除きます。trim(" Clastly ") → "Clastly"
{メモ}.trim()
replaceAll検索文字列をすべて置換後の文字列に置き換えます。検索文字列が空のときは、元のテキストをそのまま返します。replaceAll({名前}, "old", "new") → 名前に含まれるすべての “old” を “new” に置き換えたテキスト
leftテキストの左端から、指定した文字数を返します。文字数は0以上の整数で指定します。left({名前}, 3) → 名前の先頭から3文字
rightテキストの右端から、指定した文字数を返します。文字数は0以上の整数で指定します。right({名前}, 3) → 名前の末尾から3文字
toNumberテキストを数値に変換します。変換できないときは値が空になります。全角の数字と、桁区切りのカンマも読み取ります。toNumber("1500") → 数値の 1500
toDateTimeテキストを日時に変換します。変換できないときは値が空になります。2026-10-09T09:00:00Z、2026-10-09、2026/10/09、2026-10-09 09:00 のような形式を読み取ります。タイムゾーンのない日時は、端末のタイムゾーンの日時として扱います。toDateTime("2026-10-09T09:00:00Z") → UTCで2026年10月9日9時の日時(表示には端末のタイムゾーンを使う)

一覧の関数

名前説明例
filter条件に合う一覧の要素だけを残します。条件の中では、一覧の各要素を current で参照します。[1, 2, 3].filter(current > 1) → 2と3の一覧
map一覧の各要素に式を適用します。式の中では、一覧の各要素を current で参照します。[1, 2].map(current * 2) → 2と4の一覧
median数値と数値の一覧の各要素の中央値を返します。要素が偶数個のときは、中央の2つの値の平均です。median([1, 3], 2) → 2(1、2、3の中央の値)
flat入れ子の一覧を1段だけ展開します。入れ子の一覧を数値の計算に使うときは、先に flat で展開します。flat([[1, 2], [3]]) → 1、2、3の一覧

論理と比較の関数

名前説明例
if条件が真なら2つ目の値を、偽なら3つ目の値を返します。結果のタイプは、数式フィールドの結果のタイプに合わせます。if({完了}, "完了", "未完了") → 完了にチェックがあれば "完了"、なければ "未完了"
andすべての値が真のとき、真を返します。値がない引数は偽として扱います。and({完了}, {承認済み}) → 完了と承認済みの両方にチェックがあるとき真
orいずれかの値が真のとき、真を返します。値がない引数は偽として扱います。or({完了}, {承認済み}) → 完了か承認済みのどちらかにチェックがあるとき真
not値が偽のとき、真を返します。値がない引数は偽として扱います。not({完了}) → 完了にチェックがないとき真
isEmpty値がない、空白だけのテキスト、空の選択、空のファイル、空の一覧のとき、真を返します。数値とチェックは空になりません。isEmpty({メモ}) → メモが空のとき真
containsテキストに検索文字列が含まれるとき、または一覧に検索値が含まれるとき、真を返します。テキストでは大文字と小文字を区別します。検索文字列が空なら、常に真です。contains({名前}, "本") → 名前に “本” が含まれるとき真
equal両辺が等しいとき真を返します。数値、日付、チェック、テキストを比べられます。equal({状態}, "完了") → 状態が “完了” のとき真
{状態} = "完了"
notEqual両辺が等しくないとき真を返します。数値、日付、チェック、テキストを比べられます。notEqual({状態}, "完了") → 状態が “完了” 以外のとき真
{状態} ≠ "完了"
greater左辺が右辺より大きいとき真を返します。数値どうし、または日付どうしを比べます。greater({価格}, 1000) → 価格が1000より大きいとき真
{在庫} > 5
greaterOrEqual左辺が右辺以上のとき真を返します。数値どうし、または日付どうしを比べます。greaterOrEqual({価格}, 1000) → 価格が1000以上のとき真
{在庫} ≥ 5
less左辺が右辺より小さいとき真を返します。数値どうし、または日付どうしを比べます。less({数量}, 10) → 数量が10未満のとき真
{在庫} < 5
lessOrEqual左辺が右辺以下のとき真を返します。数値どうし、または日付どうしを比べます。lessOrEqual({数量}, 10) → 数量が10以下のとき真
{在庫} ≤ 5